どんな人でも「老いる」ことから逃れることはできません。
特に女性の場合は、この老化の通過点として「更年期障害」というやっかいな症状が付きまとってくるケースが多いようです。
女性にとって更年期とは、閉経の前後（一般に40～55歳）に身体のホルモンバランスが崩れ、体調が大きく変化する時期。その変化の大小は人それぞれですが、ほとんどの方には「辛い」と感じられるのではないでしょうか。この変化自体は病気ではないのですが、その不安や辛さから心の安定を失って、結果として心身に自律神経失調症にも似た変調を来す場合が多いのです。
しかし、この辛さも周囲には理解されにくいもの。病気ではありませんから病院でも完全にケアできない場合が多く、人知れず悩んだ挙げ句、かえって症状を悪化させてしまうケースが目立ちます。
その症状も千差万別で、一説には100種類以上もあるとか。精神の落ち込みやイライラ、不眠から始まって、肩こり、冷え、めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、微熱、ほてりやのぼせなどが頻繁に現れます。
ただ、これらは女性にありがちな症状のため、本人も更年期障害であると気付かないまま進行してしまう例も。私たちアロマセラピストと話をしていて、「もしかして、更年期なのかしら？」とはじめて気付かれた方もいるほどです。
更年期障害とは、このようにひとつの症状による「病気」ではありません。ですから、ケアそのものも、いま現れている症状に合わせて変えていくことが重要です。
H.B.F manuのアロマセラピー・トリートメントでは、症状にあったエッセンシャルオイルを経験豊かなアロマセラピストが調合し、ホルモンバランスを整えながら、不快感をやわらげてくれます。症状によっては、ハーブ療法やフラワーエッセンスなど、オーガニックな手法を同時に用いて、効果を高めることも。
そして更年期障害の対処法で何より重要なことは、お客さまの悩みをしっかりと受け止め、ケアしてさしあげること。トリートメントだけでなく、サロン全体の雰囲気でお客さまの心を落ち着かせ、ゆったりとした気分でリラックスしていただける空間作りを目指しています。
更年期だからといって「仕方がない」と諦めないで。しっかりと定期的なボディケアを行い、前向きな姿勢で毎日を暮らしていきましょう。現在お悩みの方は、ぜひお早めにH.B.F manuのスタッフにご相談ください。